Cross Transit

ARCHIVE

DATE
2018. 3. 28(水)20:00
2018. 3. 29(木)15:00、20:00
2018. 3. 30(金)18:30
SPACE
せんがわ劇場
〒182-0002 東京都調布市仙川町1-21-5
TEL:03-3300-0611
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アジア国際共同制作プロジェクト Cross Transit "vox soil"


身体はいずれ消えていきますが、ダンスは生きていく人々の身体を介して、その感覚、記憶を少しずつ変えながら、脈々と伝えられ、残っていくもの−−

2015年カンボジア・プノンペンで「記憶」をテーマとしている写真家・Kim Hakに出会いました。彼の写真に写る他者の記憶を、自己の記憶/身体と錯覚させ踊ることで、「個」という枠組みを離れ、無名性へと近づく喜びに触れることができたような気がしています。
今回、プロジェクト3年目にあたり、インド・マニプールの音楽家・Mayanglambam Mangangsanaをドラマトゥルクに迎えます。唄や音楽はその土地の物語を伝えるメディアであり、誰しもが口ずさめる共同体の祈りでもあるでしょう。

踊りは、民族や国籍、言語の差を越えて、足元に広がる大地を通して繋がる行為です。身体の重さを地面に伝える「踏む」という動作は、様々な出自を持つダンサーたちのステップに、その振動はリズムとなり地面で混じり合い、ダンスという対話へと変換されます。 これは、土地ごとの音楽や身体の所作に大切に受け継がれている(トランジット)「種」を融合(クロス)させ「未来のアジア」として開花させるという、ひとつの祈りかもしれません。

photo: 大洞博靖

CREDIT
演出・構成・振付・出演:北村明子
ドラマトゥルク・音楽提供・出演:Mayanglambam Mangangsana(インド・マニプール)
振付・出演:清家悠圭、西山友貴、川合ロン、加賀田フェレナ、Chy Ratana(Amrita Performing Arts, カンボジア)、
Luluk Ari(Solo Dance Studio, インドネシア)
出演:阿部好江(鼓童)
音楽ディレクター・音響:横山裕章(agehasprings)
舞台美術・宣伝美術:兼古昭彦
テクニカルディレクター・照明デザイン:関口裕二(balance,inc.DESIGN)
舞台監督:川口眞人(レイヨンヴェール)
照明:菅橋友紀(balance,inc.LIGHTING)
衣装:堂本教子
音響協力:金子伸也
プロダクションマネージャー:秋元淳
制作:福岡聡(カタリスト)
制作・ Webディレクション:中山佐代
宣伝写真:Sopheak Vong(舞台写真)
主催:一般社団法人オフィスアルブ
助成:芸術文化振興基金、国際交流基金アジアセンター、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
作品制作協力:株式会社北前船、公益財団法人鼓童文化財団
協力:KAAT神奈川芸術劇場、公益財団法人セゾン文化財団
制作協力:Amrita Performing Arts

2018.09.25 RealTokyoにアートプロデューサー、ライターの住吉智恵さんによるCross Transit『vox soil』のレビューが掲載されました。

2018.05.02 公明新聞(5/2付)に舞踊評論家・西田留美可さんによるCross Transit『vox soil』のレビューが掲載されました。

2018.03.26 SPICEに北村明子のインタビューが掲載されました。

2018.02.26 ダンス雑誌『DDD』4月号(2/27発売)松澤慶信教授の『ダンス公演の楽しみ方講座』にてCross Transit『vox soil』をご紹介いただきました。

2018.02.19 Cross Transit『vox soil』をステージナタリーにてご紹介いただきました。

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